これまで白血病の治療や膵がんの治療法開発などに従事し、その傍らで内科医として様々な疾患の診療を行ってきました。
その間医師や看護師の教育にも携わってきました。

ここ3年ほどは、世界中を混乱に陥れた新型コロナウイルス感染症をいかに診断して治していくべきか、微力ながら研究・診療に打ち込んできました。
振り返ってみると、毎日全力でその時々の課題に取り組んできたことに満足しています。
しかしながら、医師を志すきっかけとなった宮沢賢治の詩にある、東に病気の子供あれば行って看病してやり西に疲れた母あれば行ってその稲の束を背負いという言葉に表されるような生き方をしたい、と思うようになりました。

人生の後半を市井の医師として、病に苦しむ方のかたわらで支えるように診療をするつもりです。

院長　小林 正伸